カブトムシ 幼虫(飼育編)




温度と環境の知識

野外なら雨の当たらない日陰が、ベストですが冬場に土やマットが凍る

ような温度環境なら室内に移動した方が良いです。  コンテナの様な大

きな飼育環境なら自然の地中に似た環境なので凍結の心配は、少ない

ですが小さいプラ飼育ケースで凍結により私は失敗したことがあります。

室内飼育なら日陰で、暖房器具を使わない場所が良いと思います。暖房

器具を使うと蛹化の時期がバラつき、飼育では、マット交換の時に蛹室

を壊したり羽化不全など危険を伴い飼育が難しくなります。あと温度環境

も大切ですが、湿度も大切で、マットには、適度な湿り気が、必要です。


幼虫の性質を理解

幼虫は、1令や2令幼虫では、エサを食べる量が少なく3令幼虫になると

エサを食べる量が、勢いを増します。冬期の12月〜3月まで休眠に入り

エサをあまり食べなくなり、春先に気温が、上がるとまたエサを食べます。

カブトムシは、幼虫の時期に食べるエサの質や量で大きさが決まります。


個別飼育と複数飼育

個別飼育にすると・・・メリットは、一頭一頭の幼虫観察が確実にできます。

小ケースで、飼うことが多いので、デメリットはマット交換が大変で3令幼虫

になると、すぐにフンだらけになり、大ケースで飼うと幼虫の位置が?です。

複数飼育にすると・・・メリットは、コンテナなどで飼うとマット交換が不要に

(用途に合わせマット量を入れその量に幼虫数が適している場合のみ)

デメリットは、幼虫個別の事が、観察困難で病気やダニの発見が遅れます。

ダニや線虫が大量発生した時に、その対処方法が少し大変になってきます。

※対処方法は、マットの日光消毒やマットを全部、新しい物に交換。


飼育ケース

飼育ケースは、大きめの容器がおすすめです。 高さが40cm以上あると

マット交換やフン取り作業も回数がへります。(幼虫数とマットの量に注意)

飼育ケースが小さいと乾燥して病気になりがちです。マットの乾燥は、表面

が、乾いたら霧吹きで適度に湿らせましょう。 尚、あまり霧吹きばかりして

いるとカビやダニの発生につながります。 ケースのフタに新聞紙を挟むと

保湿の持続や害虫の侵入を防げ霧吹きの回数が減るのでおすすめです。


幼虫のエサ(マット)

カブトムシ幼虫マット・おがくず・腐葉土・牛フン・自作発酵マット・山の土

クワガタ飼育の菌糸の食べカス・ホダ木粉砕マット・など色々ありますが

私は、カブトムシ幼虫マットで毎年飼育しています。育ちも安定していて

大きさも十分大きくなりショップで簡単に手に入ります。 おすすめです。

おがくず・牛フンは、発酵後の物です。 山の土は、幼虫が潜っていた土

腐葉土は害虫や薬が入っていない物を選びます。お店で購入できます。

飼育中に、幼虫がマットの表面に出てきてしまう様な事がある場合は、

マットが、あまり合わない事も考えられます。そのほかにマットが再発酵

したりと原因があります。その時は、危険なので、マットを交換しましょう



マットの手入れ・フン掃除

マット表面や飼育ケースから見える所にフンが、目だってきたら掃除をして

あげましょう。ザルやアミを使って振るいにかけフンだけを選別しましょう。

フンを取り除いたら、マットは、使えます。 マットが、減っているなら新しい

マットを加えてあげましょう。その時マットが乾燥していれば霧吹きで適度

に、水分を加えます。 水分の度合は手でマットをギュット握って形が崩れ

ない程度で、その時、水が出てくるようであれば水分が、多すぎなので、

乾かして面倒ですが、やり直しましょう。マットの取替えは、4月下旬ごろ

から、上半分から3分の1にしたほうがいいです。  この時期は、蛹化が

始まり蛹室は、割合的に飼育ケースの底近くに作ることが多いためです。


病気と天敵

悲しい事ですが、幼虫が、病気になったら人の手では、治せません。飼育で

の天敵は、ダニ・線虫・カビで、これらは、上手に対処すれば退治できます。

ダニ・線虫・カビを発見したら、ピンセットやツマヨウジで、取り除きマットも

チェックしてダニ・線虫・カビを発見したら、マットは、日光消毒か新しい物に

取り替えましょう。カビ原因の多くは霧吹きの多用によるものが多い様です。





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